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女優の吉高由里子(36)が主演を務め、まひろ/紫式部役を演じるNHK大河ドラマ「光
る君へ」(日曜後8・00)の全撮影が25日、東京・渋谷の同局で終了した。同局から発
表された。昨年5月28日、藤原道長役の俳優・柄本佑(37)と京都・平安神宮でクラン
クインしてから約1年5カ月の長丁場を、相棒とともに笑顔で無事完走。大河主演という
初の大役を全うし「大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて
一度しかない“奇跡”がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったか
なというくらい幸せでした」と万感の思いを明かした。最終回(第48話)は12月15日に
放送される。
「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み
続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目
。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯
を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2
回目の大河出演、初主演となった。
この日、“ダブルクランクアップ”を迎えた2人は同局を通じてコメント。吉高は「
『光る君へ』を撮影していた1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで、私の日常にな
っていました。その“日常”というものが、明日から“思い出”という言葉に塗りかえ
られてしまう瞬間を今実感し、受け入れづらいです」とロスの心境も吐露。
「大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない“
奇跡”がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい
幸せでした。1日1日を噛み締めて今日を迎えることができて感慨深いです。ありがとう
ございました」と充実の日々を振り返り、感謝した。
柄本も「『光る君へ』チームは素敵な人たちばかりで、いつも温かく迎え入れてくれ
る、朗らかな現場でした。自分が出ていながら“本当に面白そうなドラマだな”と思え
る作品に参加できたことが本当に幸せで、あっという間でした」と述懐し、クランクア
ップ写真で剃髪姿も披露。
「藤原道長の人生を1年半で過ごし、駆け足ですが、その時間を追体験できたと実感
しています。スタッフ、キャスト、みんなの総意だと思いますが、紫式部役が“吉高由
里子さんでよかったね”と撮影を終えた今も感じています。ありがとうございました」
と特別な絆で結ばれたソウルメイト役を絶賛した。
当初は不安視の声もあった“平安大河”だが、まひろと道長の“恋模様”と権謀術数
が渦巻く政治の世界を巧みに描写。作劇、演出、キャストの熱演、音楽、美術と上々の
評判を呼んでいる。
まひろが「光る君の物語」を書き始めた第31話(8月18日)以降、「源氏物語」と劇
中のストーリー展開が絶妙にリンク。今後は、道長と三条天皇(木村達成)の覇権争い
などが描かれる。紫式部は生没年不詳。今作はどのように最終回へ向かうのか、注目さ
れる。
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大河劇「致光之君」今日10月25號殺青
主演、飾演紫式部的吉高由里子與飾演藤原道長的柄本佑同日殺青
兩人也在去年的5月28號於平安神宮同日開鏡
最終回預計12月15播出
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