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上川隆也、日テレ系9月開始連ドラ「さよならの向う側」で主演 現世とあの世の案内
人役「黄泉の道へとつながる道描く」
俳優・上川隆也(57)が、9月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「さよならの向
う側」(木曜・後11時59分)で主演することが25日、分かった。清水晴木さんの
同名小説(マイクロマガジン社刊)のドラマ化で、現世とあの世の狭間(はざま)で亡
くなった人を迎え、「最後の24時間」に寄り添う案内人役を演じる。このほどスポー
ツ報知の取材に応じた上川は、作品との向き合い方や魅力を語った。
上川が演じる案内人は、亡くなった人に寄り添う役柄だ。現世とあの世の間に存在す
る「さよならの向う側」の住人で、そこを訪れた人は24時間、最後に会いたい人と会
うことができる。ただし条件があり、自分が死んだことを知らない人とだけしか会えな
い─。
オファーを受けた上川は、原作を一気に読んだという。「誰しもが迎える死というも
のを扱いながらも、物語自体は優しさに裏打ちされているような物語でした。そこにボ
クがひかれました。一気呵成(かせい)に読んでしまって。間を置かず(オファーを)
お受けしました」
上川が出演作を選ぶ際に大事にしていることがある。「次に役を選ぶ時は、今やって
いる役柄から遠いものを選びなさい」。尊敬する俳優・仲代達矢(89)から受けた言
葉だ。約30年前、NHKドラマ「大地の子」の撮影の合間にふとかけられた。「ボク
が金科玉条のように大事にしている言葉です。可能な限り守るようにしています」。現
在、テレビ朝日系「遺留捜査」(木曜・後8時)に出演していることも「変わった刑事
さんをやっているので…」と後押しになった。
舞台設定も演じる案内人も実在しない。「ボクの来歴が助けになっています。劇団で
ファンタジー中心に物語を編んでいたこともあり、現実離れした造形には抵抗感がなか
ったです」。2009年まで所属した演劇集団「キャラメルボックス」での経験が生き
ているという。「誰も見たことがない、黄泉(よみ)の道へとつながる道すがらを描い
ていく、それを演じていくことはボクにとってはどこか舞台的だと感じています」
人は死と向き合い、どう折り合いをつけていくのか。案内人は見守る。1話30分、
4編のオムニバス形式で描く。「(24時間という)許されている猶予、許された時間
というのが、この物語の“優しさ”だと思う。こんな空間があってほしいと思いますし
、そこに訪れるキャラクターのどこかに共感を覚えていただけると思います」(高柳
義人)
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上川隆也將主演9月開播的NTV木24「再見的另一邊」
本劇改編自清水晴木的同名小說
上川飾演在陽世與陰間的夾縫間迎接亡者 陪其度過「最後的24小時」的引路人
讓他們能夠與想見最後一面的人見面 但條件是對方必須不知道自己已經過世
每集30分鐘 將以四集獨立故事的方式描述
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